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第24回マングローブ学会年次大会開催のご案内

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第24回 日本マングローブ学会大会 講演要旨集 UP


  要旨集は、こちら(PDF)です。

日時・会場・参加費

第23回マングローブ学会年次大会は終了しました。
開催案内:こちらをクリック
年次大会のプログラム:こちら(PDF)(プログラムを一部変更しました)

■日時:平成30年12月8日(土)、9日(日)
■場所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館4階 441教室 ※当日お車でのご来場はご遠慮下さい。
   〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
■参加費:一般4,000円、学生2,000円 (要旨集代を含む、懇親会費はいずれも2,000円で当日会場にて受付)
※中学生・高校生は参加費無料です。
参加費は当日会場受付で納入してください。
なお、学会年会費(一般会員:5,000円、学生会員:3,000円)も当日会場受付で納入できますが、
事前に銀行口座へ振込まれる方で「会費納入案内(請求書)」が必要な場合はお手数ですが、
学会事務局までご連絡ください。 


中学生・高校生によるマングローブに関する研究発表と
マングローブに関しての「なんでも相談」の開催(参加無料)

■開催日時:12月8日(土) ■中学生・高校生によるマングローブに関する研究発表
中学生・高校生であれば、個人でもグループでも研究発表が行えます。
なお、パネル展示の方も、PowerPointを用いてご発表ください。
発表内容:マングローブ生態系に関することであれば「すべて可」
発表時間:発表20分間以内、質疑応答10分間

■マングローブに関しての「なんでも相談」
中学生・高校生の研究発表後に「マングローブに関するなんでも相談」を実施します。
日常的に疑問に思っていることをお気軽にご相談ください。
今回のマングローブ学会に集まったマングローブ研究者が丁寧に説明します。


公開シンポジウム「西表島のマングローブ林を調査地とした
高精度4次元データによるマングローブ生態系研究の新しい試み」

■開催日時:12月9日(日)    

■コンビナー
宮城豊彦(東北学院大学)
内山庄一郎(防災科学技術研究所)
馬場繁幸(国際マングローブ生態系協会)

■内容
熱帯・亜熱帯の潮間帯に広がるマングローブ林は、「熱帯の不思議な森」としての興味ばかりではなく、津波・高潮などへの防災機能、地球温暖化抑制機能としての炭素蓄積量の多さ、生物の多様性、「海の里山」として沿岸住民の生活と密接に結びついた森林としての機能などから、学術研究の対象として、多くの研究者が継続的に研究を行ってきているが、そのマングローブ林について、私たちは、西表島を主な調査地とし、新しい方向での研究を試みている。



マングローブ林は、潮間帯に成立しているとされるが、潮間帯を平均海水面の上部と下部に分けると、マングローブ林が成立しているのは、潮間帯の上部である。この潮間帯上部に成立するマングローブ林が、地史的にみて、いつ頃から形成されてきたのかについては、これまで地形的な断面調査を通じて説明されることが多かった。

しかしながら、ドローンなどのような無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle:UAV)を利用した調査や、SfM手法(Structure from Motion:対象物を幾つもの方向から撮影した複数枚の画像から,その3次元構造をデジタルで復元する手法)を用いることにより、従来とは異なる新しい解析方法が急速に進んでいる。

それらの新しい解析手法での結果と、従来からの空中写真や林分解析、個々の樹木の年輪解析結果などをデータベース化することにより、過去から現在までの時間的な変化も定量できるようになってきている。 

したがって、UAV/SfMなどの新しい手法による3次元的、すなわち立体的な構造解析だけではなく、データベースを活用することにより、経年的、すなわち時系列な解析も可能となってきたことから、それを4次元的なデータ解析と呼ぶこともできよう。 4次元的にマングローブ林あるいはマングローブ生態系を解析することが可能となると、従来からの景観的な特徴だけではなく、その発達メカニズムのモデル化についても、これまでの研究とは異なる道を開くことになるのではないかと思っている。

今回の公開シンポジウムでは、環境省環境研究総合推進費(環境問題対応型研究)「グリーンインフラを用いた気候変動に伴う沿岸災害の減災評価手法の開発」(研究代表者:京都大学防災研究所 准教授 森 信人)と共催で、先端的な研究を行っている各方面の研究者に集まって頂き、新しいマングローブ研究の方向性についてのシンポジウムを企画したので多くの方々の参加をお願いしたい。

この公開シンポジウムは、環境省環境研究総合推進費(環境問題対応型研究)「グリーンインフラを用いた気候変動に伴う沿岸災害の減災評価手法の開発」と共催で、次の方々の講演とコメントを予定しています。
■講演予定者 内山庄一郎(防災科学技術研究所)、宇野女草太(中日本航空)、宮城豊彦(東北学院大学)、
森 信人(京都大学防災研究所)、栁澤英明(東北学院大学)、渡辺 信(琉球大学熱帯生物圏研究センター)
■コメンテーター予定者 井上智美(国立環境研究所)、藤本 潔(南山大学)、古川恵太(横浜国立大学、
海辺つくり研究会) (敬称略、氏名の五十音順)


発表および参加申し込み

■申込期間:平成30年9月1日(木)~平成30年12月1日(土)
■申込方法:
1.申し込み用紙(Wordはこちら)に必要事項を記入し、 12月1日(土)までに、Email・FAX等で申し込んで下さい。
2. 発表は口頭発表とし、一人1題。ただし連名の場合は何件でも可
 ※ポスター発表についてはありません。ただし、中高生については前述の通り実施予定。
3.発表は1件19分(発表15分,質疑応答4分)を予定。
 ※中学生・高校生の発表は前述の通り、発表20分間以内、質疑応答10分間を予定。
4.発表には液晶プロジェクターを使用してください。
 ※できるだけ、WindowsのPower PointファイルをUSBメモリースティック、CD等でご持参下さい。
5.これまで学会などで使用したポスターの掲示希望者は枚数とそれぞれの発表した学会名を事務局までご連絡ください。
 ※詳しくは事務局までご連絡ください。
■申込先  : 〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
     東京農業大学 国際食料情報学部
     国際農業開発学科 農業環境科学研究室
     日本マングローブ学会事務局 (担当:中西康博)宛 
     TEL: 03-5477-2405(直通)  FAX: 03-5477-4032
     E-mail: ynaka★nodai.ac.jp(★を@に置き換えてください。)


発表講演要旨について

1.講演要旨原稿は、MSワードなどによるA4サイズ1ページ分の電子ファイルとし、
2.ページの上下に各3cm、左右に各2.5cmをあけ、その中におさまるように作成してください。
3.表題、発表者名は上2行を用い、口頭発表者名の前に○印をつけてください。
4.原稿は、カラー原稿であっても白黒印刷しますので、明瞭に読みとれるようにしてください。
5.原稿ファイルはEメール添付ファイルとし、12月1日(土)までに事務局までお送り下さい。


お問い合わせ先

日本マングローブ学会事務局
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 国際食料情報学部
国際農業開発学科 農業環境科学研究室(教授 中西康博)
TEL: 03-5477-2405(直通)
FAX: 03-5477-4032
E-MAIL: ynaka★nodai.ac.jp (★を@に置き換えてください。)


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